EMSとDHL、日本から海外への代行発送ではどちらが向いているか

日本のものを海外へ送ろうと考えたとき、よく耳にするのが「EMS」と「DHL」のふたつです。どちらも国際配送の代表的なサービスですが、料金、到着までの日数、対応している国、補償の範囲などに違いがあります。

この記事では、EMSとDHLそれぞれの特徴を整理した上で、用途別の使い分けの目安と、おもてなしマートがどちらを採用しているかをお伝えします。


EMS(国際スピード郵便)について

EMS(Express Mail Service)は、日本郵便が提供する国際郵便のサービスです。万国郵便連合に加盟する各国の郵便事業者が連携して運営している、世界共通の国際スピード郵便です。

  • 対応国・地域:およそ120
  • 重量上限:30kg(国により異なる)
  • 追跡:日本郵便の追跡サービスから確認
  • 補償:上限200万円(実損額の範囲内、品目により異なる)
  • 引受:郵便局の窓口、または集荷依頼

日本郵便が主体のため、日本国内のどこからでも受付ができ、お客様側も日本の郵便制度に基づく取り扱いを受けられるのが特徴です。代理購入や個人の発送で長く使われてきた、なじみのあるサービスといえます。


DHLについて

DHLはドイツに本社を置く国際物流企業で、日本国内ではDHLジャパンが業務を担っています。航空便を中心とした国際輸送に強みがあり、企業の輸出入や急ぎの貨物で広く使われています。

  • 対応国・地域:220以上
  • 重量上限:パッケージあたり70kgまで
  • 追跡:DHLのトラッキングシステムから確認
  • 補償:申告価額に応じたオプション補償あり
  • 引受:DHLサービスポイント、または集荷依頼

EMSが届きにくい地域や、業務用の重量物・大型貨物に対応できる点が、DHLが選ばれる主な理由です。


主な違いを並べてみる

項目EMSDHL
運営日本郵便(国際郵便)民間の国際物流企業
対応国・地域およそ120220以上
重量上限30kg70kg(パッケージあたり)
日数の目安3〜6営業日1〜3営業日
料金の傾向比較的おさえやすいEMSより高めになりやすい
補償上限200万円(実損)申告価額に応じたオプション
受取方法郵便配達(不在票あり)専属ドライバーが配達、署名が必要

※実際の料金と日数は、国・重量・サイズ・引受時期によって変動します。最新の情報は、それぞれの公式案内をご確認ください。


用途別の使い分けの目安

EMSが向くケース

  • 個人での代理購入、海外の家族や知人への発送
  • 重量30kg以内の衣類・化粧品・食品・書籍・雑貨など
  • 数日遅くてもいいので、料金をおさえたいとき
  • 日本の郵便制度になじみがある方

DHLが向くケース

  • 1〜2日でとにかく届ける必要がある場面
  • 70kgまでの大型・重量物
  • ビジネス用途(書類・サンプル・貿易関連の貨物)
  • EMSの対応外地域への発送

個人の方が日本のものを代理購入で受け取るケースでは、その多くがEMSの範囲におさまります。一方、ビジネス用途や、急ぎの重量貨物を扱うときには、DHLが選択肢に入ります。


おもてなしマートが、EMSのみで運用している理由

おもてなしマートでは、海外発送はすべて日本郵便のEMSで対応しています。

理由はいくつかあります。

  • 当サービスへのご依頼は、個人の方の代理購入が中心です。商品の重量と量が、EMSの範囲におさまる場合がほとんどです。
  • 日本郵便との発送のやり取りが安定していて、夫婦運営の規模で確実に運用できます。
  • 補償と追跡もEMSで十分にカバーできる範囲で、お客様に必要なご案内ができます。
  • 現時点では、DHLでなければ送れない条件のご依頼はほとんどありません。

将来、EMSでは対応できない地域や条件のご依頼が増えてきたときは、改めて検討します。今は、ひとつひとつのご依頼を確実に届けることを優先し、EMSでの運用としています。


まとめ

EMSとDHLは、どちらも国際配送の信頼できるサービスですが、向き不向きが異なります。個人の方が日本のものを受け取る代理購入では、EMSがバランスのよい選択肢になります。料金、対応国、補償の範囲、受取の仕組み、それぞれの違いを知っておくと、自分の用途にあったほうを選びやすくなります。

おもてなしマートでは、EMSでの発送を前提に、商品の確認・梱包・追跡まで一件ずつお手伝いしています。日本のものを海外で受け取りたいときは、フォームからご相談ください。

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